九州電力株の注目株としての材料

九州電力は東京証券取引所の1部に上場する電力会社で、連結 1兆8千億円の大企業で、風力・地熱・原子力・火力(ガスタービン)・太陽光などの各発電システムで電力を家庭に供給しています。
元々、電力インフラ企業として日本経済の上昇を担う事業としてあり、国内で電力需要が上がるたびに右肩上がりとなり、業績を上げてきたのですが、安心で安全で低コストとという原子量発電が、2011年3月11日に未曾有の被害をもたらした東日本大震災により、発生した二次災害の津波が福島原発を襲うと、原子力の脅威が日本を震撼させたことで、電力会社に対する安全性に疑問を投げかける人が日本人に多くなりました。
震災後、原発運転中止となると、燃料調達により電力をカバーしていた側面から、コスト高となり利益を大きく悪化させ、一時、株価も大幅安となり、2012年9月の454円を底値に、年末の政権交代後に株価が一気に値を上げ、2015年8月には1850円の高値を付けました。
直近3年間のチャート推移をみると、1000円前後を底値とし、2015年に突入すると1850円まで急角度で値を上げ、注目株としてクローズアップされています。
注目株としての材料は、直近2年連結で増収増益となっており、業績向上に貢献するコストカットが功を奏し、2016年には黒字に転換していることが注目株として材料視されています。
九州電力株への投資を考える際に注意しておきたいことは、九州電力自社での資本比率が10%と低く、有利子負債が3兆円超と莫大な債務を抱え、2016年からスタートする電力の自由化に伴い企業間競争が激化し、市場原理主義が働き、収益率を悪化させる懸念があり、また原発再稼働が是か非かということが問題として懸念材料としても取り上げられています。

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